最近、「待機児童」という言葉よく耳にすると思います。
現在全国に待機児童(保育所への入所申請がなされており入所条件を満たしているにもかかわらず、保育所に入所できない状態にある児童のこと)はたくさんいます。
子どもは減っているのに、待機児童は増えている・・・なんて矛盾していますよね。
なぜ、待機児童が多いのか…その原因の一つとして「保育士不足」があげられます。
保育士になったとしても、待遇のわるさ、仕事の多さから離職している人が多いのも現状です。又、保育士は一般企業とは違い実習というものがあるのでその間に向いているのか?向いていないのか?
と考える時間もあるので保育士にならないという選択をしている人も結構います。よって保育士不足がおこっているようです。
保育士の詳しい勤務時間や給料は??
保育士の勤務は、シフト制が多いです。園によってもそれぞれではありますが、保育園の始まる7時から時間から19時までを「早番」「遅番」で勤務していきます。
8時間という労働時間が決められていますが、行事前だったり、トラブルがあったりしたときには8時間以上の勤務になることもあります。
給料は、平均月収21万程度ですが、都心と地方ではかなりの差がでてきます。こう考えると、辞職してしまう人が少なくないのもわかりますよね。
未経験でも大丈夫??
先ほどから、保育士不足について書いてきました。ということは、今、求人はたくさん出ていて未経験の方も保育士の仕事に就きやすい状態です。
現に、保育士はどの保育園からも必要とされています。
保育士は、現場経験を積むことでどんどん成長していきます。誰もがみんな未経験から始まっているのでやる気と向上心があればやっていけますよ。
もし、不安な場合は、求人に「未経験者OK」という見出しがあったり、派遣登録をしてコンサルタントの方にその旨を伝えてサポートしてもらったりするのもよいと思います。
そして、保育士不足でありながら、待機児童は多いため、国や県が保育施設を増やしています。
まだまだ足りませんが、小規模保育園、認定こども園、家庭保育室、企業内託児所など保育士の資格で働ける施設が沢山増えているのも現状なので未経験の方でも保育士の仕事に就きやすい現状です。
まとめ
今回は保育士求人の現状をお伝えしました。保育士の資格を持っていても資格を使って働いていない潜在保育士も多い現状。
保育士の皆さんが、資格を生かして気持ちよく働けるようになれば待機児童も減り、世の中のお父さんお母さんも仕事がしやすい環境になりますよね。国も、もっと動いてほしいものです。
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