みなさん、「介護タクシー」って聞いたことがありますか?
在宅介護をしている人にとって、とても便利なサービスで、車椅子や寝たきりの人を車で移動してくれるのです!
車椅子や寝たきりと聞くと、料金も結構するのじゃないかと思う人もいるでしょう?
今回は、そのような疑問を解消するために介護タクシーについて、詳しくご説明致します!
どうやって利用するの?
一番介護タクシーが多く使われるケースは、通院だと思います。
車椅子仕様の自家用車を利用して家族が連れて行くこともありますが、介護タクシーだと家族の手間がいらず、面倒な操作もしなくていいのでとっても楽です!
まず、電話で介護タクシーを呼びます。人気のある介護タクシーは事前に予約しないと、当日は予約でいっぱいのところもあるので注意が必要です。
車椅子やストレッチャーはタクシー会社が準備してくれます。例えばベッドで寝たきりの高齢者を車椅子に乗せるのも、ドライバーが行なってくれます。
実は、資格を持ったドライバーを積極的に雇用しているところが多く、単に目的地なで運ぶだけではないのです!
別料金を支払えば、病院内の移動のお手伝いや付き添いもしてくれますので安心です!
利用条件はあるの?金額は?
介護タクシーについては、特に利用条件はありません。
ただ、目的地に到着した時に現地での介助をしてくれる場合とそうでない場合があるので、事前に確認しておく必要があります。
介護タクシーの場合だと、運賃+介護料金になります。目安としては通常のタクシー料金より500円~1000円ほど高いぐらいです。
また、オプションサービスとして、現地での介護やお手伝いを実施してくれる会社もあります!
「介護タクシー」と「介護保険タクシー」って違うの??
「介護タクシー」は介護保険の対象外ですので、介護認定の有無に関わらず誰でも利用できます。
一方「介護保険タクシー」は、介護保険の対象となりますので、要介護1以上の認定を受けた人が対象になります。
運賃は介護保険の対象なので運賃+94円(介護に関わる料金)になります。
但し、要介護1以上でも施設介護サービスを受けている人は介護保険サービスを受けることができませんので、「介護タクシー」を利用することになります。
まとめ
在宅介護をしている人のとって強い味方の介護タクシー!
要介護1以上なら「介護保険タクシー」の利用をおすすめします。それ以外の人か、すでに施設介護サービスを受けているのであれば、「介護タクシー」を利用することになるでしょう。
「介護タクシー」なら、一般のタクシー会社が一部の車として保有している場合が多いです。
介護タクシー会社が分からなければ、通常のタクシー会社に電話して「そちらに介護タクシーはありますか?」と尋ねると良いでしょう!