介護世界は介護を受ける側も介護を提供する側も、厳しい状況が続いています。
2000年の介護保険制度の開始当初は、予想されていなかったことが、どんどん起こり「介護難民」「認認介護」「介護離職者問題」「介護人材不足」など、社会問題となる、キーワードがたくさん思い浮かびます。
今でも厳しい状態ですが、10年後に日本の介護事情はどのようになっているのでしょうか?
10年後というと・・・
現在、団塊の世代の人達が70歳ぐらいですね?この世代が80歳になる頃が10年後ですので、まだまだ介護需要は伸び続けていく時でしょう。
団塊の世代の人は、戦後苦労した人達の子供にあたります。裕福な日本へと発展を遂げる中で、サラリーマンとしてプライドを持って働いてきた世代で、仕事をしながらも趣味や余暇活動を充実させてきた人達なのです。
施設サービスにしても、在宅サービスにしても、それぞれの利用者の嗜好に合わせた活動が行われなければ、質の低い介護だと考えられるでしょう。
中には、インターネットを自由に使いこなせる環境でないと、生活に不自由を感じる場合もあると思います。
それだけ、団塊の世代が介護を受けるようになるということは、充実した環境でなければ満足を得られなくなるでしょう。
サービス料金が値上げされる!?
わが日本は、年金、医療、介護の社会保障の大きな問題を抱えています。10年後を考えてみて下さい。
年金額に期待は持てますか?
これ以上の医療の充実は望めますか?
十分な介護を受けられますか?
どれも難しいと思います。
日本には、肝心な財源がないのです。そのため、消費税の増税がありますが、増税したとしてもその額では、現状を維持するのは難しいでしょう。
介護保険制度だって、受けたいけれど希望する量のサービスを受けられなくなっていますよね??要介護2だった人が、要支援になったと嘆いているケースも耳にしたりします。それだけ、厳しくなっているのです。
施設・在宅サービス共に、今以上にサービス料金を多く払わないと、希望するサービスを受けられなくなり、経済的な理由からサービスを断念する人が増えてくるでしょう。
介護人材は確保できる?
介護業界は他の職種に比べて、賃金が低いとされており、政策によって引き上げがなされていますが、十分なものではありません。
介護業界とは、介護福祉士だけではありませんね?
私の場合、特別養護老人ホームで働いていますが、職種にすると、介護福祉士以外に、看護師、管理栄養士、社会福祉士、理学療法士、調理員、事務員などがあります。
この人達全員の賃金を上げなければ、不平等となり益々介護業界から人材が流出するでしょう。実際に今の政策では、賃金が上がるのは介護職だけなのです・・・。
10年後を考えた場合、介護を必要とする人も増えますので、今以上に人材の確保をしないと日本の介護体制は破綻するでしょうね。
まとめ
10年後の介護事情は非常に厳しいものだと考えています。私は40代前半ですが、今から老後が不安です。健康を維持しながらも一生働かなければ、家族に迷惑を掛けるようになると思っています。
長生きはいいことですが、政策面から考えると、経済面での逼迫した状態を改善できませんので、思い切った打開策がないといけないでしょう・・・。
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