保育士は子どもと毎日過ごす中で、たくさんの発見や喜びがあります。小さなことも成長として受け止め、見逃さないようにしたいですよね。
そんな園生活の中で必ずある時間は「お片付け」です。子どもは遊ぶことは大好きでも、お片付けは好まないことが多く、なかなかはかどらなかったり、年齢が大きくなるとやりたくないあまり避ける知恵が付いたりします。
保育士としても悩みますよね。今回はそんなお片付けについてまとめてみました!
まずは保育士が手本となる
子どもにばかり「片付けなさい」と言っても、子どもはやりたくありませんよね。まずは保育士が手本となって動くのもいいと思います。
そして、子どもと一緒に片付けをしてみましょう。先生とやると楽しい、というところから、片付けにいいイメージを持たせてあげることが大切です。
保育士も片付けが楽しい時間になるように、言葉がけをたくさんしましょう。
終わったら子ども達に「先生助かったよ、ありがとう!」と声をかけてあげると、子ども達も嬉しくなりまた次の片付けの時間に楽しみが持てると思います。
片付ける場所を明確にする
片付けをしたくても、どこに置けばいいのかわからないということもあります。お片付けの時間は保育士も動きが多いので、なかなか聞くことができない子どももいます。
まずは、どこに片付けるべきかきちんと教えてあげましょう。例えば、積み木を片付ける場所に積み木の絵や写真を貼る、というのもわかりやすくていいと思います。
絵本にシールを貼り、同じシールの本棚に片付ける、などのいいですね。大人はもちろん、在園している子どもがわかるように環境を整えてあげるのも保育士の仕事ですから、少しの工夫でお片付けがスムーズになるでしょう。
お手伝いをうまく使っていく
子どもはお手伝いをして褒められるのが大好きです。簡単なお手伝いを頼むことで、子どもは快く引き受けてくれるでしょう。
例えば「テーブルを拭いて布巾をバケツにいれてね」「小さいお友達にボールのお片付けの場所教えてあげて」「お洋服の畳み方上手だね、みんなに教えてあげてね」まど、本当に小さいお手伝いでいいのです。
そこで手伝って保育士に褒められた経験は、次に繋がります。また、周りの子も「次は自分も褒められたい!」とお手伝いを探すでしょう。
そういった繰り返しで、片付けが身についていくこともあります。
まとめ
なかなか片付けが大好き!という子はいませんよね。保育士も片付けの時間について悩むことがあると思います。
まずは保育士が一緒に片付け、たくさん感謝や褒め言葉をかけてあげましょう。また、片付ける場所を明確にしてあげるのも保育士の大切な仕事です。
お手伝いを頼む事でも子どもは片付けをしていけるようになります。楽しく片付けができるように関わっていきたいですね!
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