保育施設には、施設の種類によって異なりますが、保育園ではだいたい0~5歳児までが入所しています。それぞれ保育室が年齢ごとに分かれており、保育内容も変わってきます。
保育士の子どもへの対応や言葉掛けも、年齢によって使い分けなければいけないことが多々あります。
今回は、たくさんの癒しを与えてくれる0歳児への対応についてまとめてみました!ぜひご覧ください。
それぞれの生活リズムをよく見てあげる
0歳児は、睡眠時間に大きく個人差があります。特に離乳食が始まった頃あたりまでは、昼間も午前・午後・夕方と、保育施設にいる間に3回以上寝る子もいるでしょう。
自宅での習慣はもちろん、環境の変化などでばらつきが出てしまうのは仕方がありません。慣れるまで子どものリズムに合わせ、少しずつ園の活動時間に合わせていけるようにしましょう。
食事に関しても、とても個人差が大きい年齢です。まったく食べられない日もあるでしょう。
保護者と密に連携を取り合い、週単位で栄養が取れていたらそれで良い、というくらいゆったり構えてあげましょう。
0歳児にも声掛けをしよう
まだ言葉を話すのは難しい年齢の0歳児。しかし、身近な存在の保育士の声はしっかり聞いています。
おむつ交換や食事介助、お散歩などの活動時など、常に優しく声をかけてあげましょう。
保育士のあたたかい声と笑顔は、保護者と離れて不安な子どもを安心させるパワーがあります。
子ども達との信頼関係をどんどん築き、リラックスして過ごせるような環境を作ってあげてくださいね。
気持ちを言葉に出せない0歳児の気持ちを代弁してあげるのも、子ども達は安心します。
月齢差が大きいことを理解する
0歳児の場合は、月齢によって成長の差がとても大きいです。
例えば、同じ年度生まれでも4月生まれはその年の3月にはもう歩き始めていることもあるでしょう。しかし3月に生まれたばかりでは、まだ首も据わっておらず、外気浴もまだということもあるでしょう。
0歳児は成長の差が大きいので、他の子とは比べず個々の成長を見守るようにしましょう。月齢ごとのおおよその成長具合をきちんと把握しておくことも大切です。
まとめ
「赤ちゃん」と呼ばれる貴重な時期である0歳児は、本当に可愛く保育士に癒しを与えてくれます。
そんな0歳児は、まだ生活リズムや成長具合に個人差がとても大きいです。それぞれ子どもにあった保育を意識して関わっていきましょう。
また、必ずたくさん声をかけて触れてあげてください。保育士の声や手は、子ども達に安心を与えます。可愛い0歳児の保育、たくさん楽しんでくださいね!
コメントを残す