乳幼児期の子どもは、言葉でのやりとりがまだまだ不十分なため、スキンシップがコミュケーションの一つとなります。
抱っこしたり、頭をなでたり、触れ合いあそびをするなどしてたくさんスキンシップを取りましょう。
又、スキンシップは、子どもを知る、バロメーターでもあります。
抱っこした時に、いつもより体が熱いと感じ、発熱に気付くきっかけとなったり、いつもなら喜ぶ触れ合いあそびに反応が薄いとどこか具合が悪いのかも?と体調の変化にも気付きやすくなったりしますよ。
いろいろなスキンシップので紹介します。
目次
抱っこでスリスリ♪(0歳~)
優しく抱きかかえ、顔を子どもにスリスリとくっつけます。この時に、保育士の髪の毛が子どもの目や口に入らないように気をつけましょう。
頭なでなで(0歳~)
頭をやさしくなでなでしてあげます。赤ちゃんの頭はまだまだ柔らかいので優しくなでましょう。
つんつんやこちょこちょ(0歳~)
体を指でつんつんとしてあげたり、こちょこちょをしてあげたりします。音楽に合わせてしてあげてもよいでしょう。
おひざに抱っこ(腰がすわってから)
保育士のひざの上に向かい合って座らせてあげましょう。そして、ひざをトントンと動かしてあげます。まだ、一人で座れない子は、脇の下から抱えてひざに座らせてあげてくださいね。
おんぶや抱っこ(おんぶはしがみつけるようになってから)
単に抱っこやおんぶも子どもは大喜びです。抱っこをしながら目を合わせていろいろ声かけをしてあげましょう。
おうまさん(自分で大人にしがみつけるようになってから)
背中に乗せて、保育士がお散歩してあげましょう。おうまさんの歌を歌ってあげても喜びますよ。中には、怖がる子もいるので無理はさせないようにしてくださいね。
ペンギン歩き(伝い歩きができるようになってから)
保育士の足の甲に立たせてあげます。同じ向きでも向かい合わせでも大丈夫です。手を持ち、一緒によちよち歩いてあげましょう。
首が座っていない子の抱き方には注意が必要です!
首が座ってない子を抱っこするときには、手や腕で首を支えてあげます。
まず、頭を両手でそっと持ち上げ片方の手を首の下に入れ、首を支えます。そして、もう片方の手は、股関節脱臼を防ぐため足の動きを妨げないよう足の間から手を差し込み腰を支えてあげ抱っこしましょう。
頭を支えている手の方の肩に力を入れすぎず、リラックスして抱っこしてあげてくださいね。
スキンシップは、大切な大切のコミュニケーションの一つです。
信頼関係を築くのに大切の方法の一つなので、いっぱい触れ合って愛情を伝えてあげましょう。
しかしながら、子どもによっては触れられるのを嫌う子も中にはいます。そういう子には、時間をかけてその子なりのスキンシップの方法をとってあげましょう♪