生まれて数ヶ月のこの時期は急激な環境の変化に適応していき、著しい成長が見られる時期です。
そんな小さな小さな子どもの特徴と正しい保育のポイントをまとめてみました。
生後0~3か月の子どもの特徴
周りをじっと見たり、音のする方を向くようになったりします。音のなるおもちゃを子どもの右や左で鳴らすと向いてくれますよ。
目でものを追うようになるので、おもちゃをゆっくり動かしてあげて遊びましょう。又、この時期は身体的な成長に驚かされます。どんどん大きくなっていきますよ。
寝ている時間も多いのですが、まだ自分で向きを変えたり寝返りをしたりすることができません。仰向けだけだときついかな?と思ってしまいますが、窒息の可能性もあるのでうつぶせ寝にしてあげる必要はありません。
寝ているときには、定期的に呼吸の確認をしたり、顔に布団がかかっていないか確認しましょう。
4か月から5か月の子どもの特徴。
4か月までには首が座るので、抱っこのバリエーションも増え、縦抱きができるようになります。抱っこの好みも出てきて、縦抱きじゃないと泣き止まないことも・・・その子の好きな抱き方を知っておきましょう。
5か月には目の前のものをつかむことができるようになります。顔に落ちても痛くなく、持ちやすいおもちゃを持たせてあげましょう。“オーボール”などがおすすめですよ。
更に、寝返りもできるようになり、腹ばいになると顔を上げて飛行機ポーズをすることもあります。寝返りはできても寝返りがえりはできないということも多いので、苦しそうだったら、抱っこしてあげたり、仰向けに戻したりしてあげましょう。
保育のポイント
この時期は、まだ言葉が話せない分、泣いたり声を出したりして周りの大人とコミュニケーションを取ります。まだ何を話しているかはわからないですが、子どもの反応に答えてあげることが大切です。
お腹がすいて泣いている子にただ、ミルクを作ってあげるのではなく「お腹がすいたね。ミルク飲もうね。」「おいしいね。」などと声をかけながら反応してあげましょう。
子どもの意思が大人に伝わると、子どもはその大人に信頼感を抱き、情緒の発達が促されます。
初めは、こちらのアクションに無反応だった子どもも次第にあやすと笑うようになります。徐々に、泣き方も意思や感情を伝える泣き方となり、それに答えていくことで発声へと変わっていきます。
更に、それが喃語へ変わり、言葉の習得になっていくので子どもの反応にしっかり答えてあげましょう。
できることは少ないですが、1日1日の成長がすごいこの時期。たくさん関わって愛情をいっぱい伝えてあげてくださいね♪
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