【必読!】介護福祉士をやめたい・・・。と思っているあなたにベテラン介護福祉士から送る3つのアドバイス!

みなさんご存知の通り、介護現場での離職率は高く、折角介護福祉士を取得していても、他の仕事に就く人も多くいます。

高齢社会である日本で、介護が必要となっている要介護者が増加する一方で、介護の仕事をする人が減少している社会問題となっています。

給与が安いという理由が多いようですが、離職が多いのはそれだけではありません。

それぞれの介護福祉士がモチベーションを維持しながら、同じ事業所で介護福祉士として継続するためのアドバイスをさせて頂きます!

モチベーションを維持させるコツ

日々の利用者の生活の中で、ケアをさせて頂くのですが、それが黙々と行なわれていてはモチベーションが上がらず、まるで流れ作業のようになってしまいます。

そうならないためにも、自分なりに目標を設定して日々の業務の中にでもモチベーションを上げるようにしなければなりません。

例えば、自分は将来どうなりたいのか考えて見ましょう!介護福祉士以上の資格を取得して、レベルアップしてスキルアップする目標を掲げてもいいでしょう。

さらに、今の自分のポジション以上の役職を目指して、介護福祉についての理解を深めてもいいかもしれません。

仕事と自宅の行き来だけでは、介護の仕事がマンネリ化してしまい、自分自身も何を目指しているのか分からなくなってしまいます。自分で道標を示し、それに向かってモチベーションを上げて行くことが大切です!

バーンアウトしないために・・・

先ほど、モチベーションを上げることが必要だと書きましたが、それが過剰なプレッシャーとなり精神的に追い込まれる場合があります。

バーンアウトと言う言葉をご存知でしょうか?

介護福祉士なら良く耳にすることばだと思いますが、一生懸命に頑張りすぎて、風船に空気が入り過ぎて突然破裂するような精神状態を言います。

実は私も若い頃バーンアウトになり、診療内科に通院していた時期がありました。

その時、医師に「100%の力で仕事をしてすぐに倒れるのではなく、60~70%ぐらいで、長く続ける方が上司の方も望んでいると思いますよ」と言われたことがありました。本当にその通りだと思います。

バーンアウトしないように、自分で風船に入れる空気の量を調整する事も大切だと思います。

ストレス解消はストレスを感じる前に

介護の仕事と言えばストレスがつき物です。私達介護福祉士は、感情のある「ヒト」に対してケアを行なうので、「モノ」を扱う以上に神経を使います。家族との付き合いもあり、神経が磨り減る毎日を送っている状態ですね・・・。

更には、同じ介護福祉士同士、あるいは他の職種との人間関係で悩む事もあると思います。余程の精神力がなければ、ストレスを感じて逃げ出したくなる事もあると思います。

そこで、上手にストレスと付き合うために、「ストレスが溜まっている」「心が辛い・・。」と感じる前に先手必勝でストレスを溜めないようにする方がいいのです。

決して「利用者や同僚の愚痴を言うな!」とは言いません。事業所の外である程度制限された空間なら、時には愚痴のひとつでも言いながら、ストレスを発散しても私は構わないと思います。

但し、事業所(職場)に行った時は、それを決して露にするような言動をしては、介護福祉士として失格ですよ!

まとめ

長く介護福祉士を続けていたら、一度ぐらいは「もう辞めたい・・・」なんて思う事もあると思います。逆に言うと、それだけ簡単なものではなく、責任のある仕事なのです!

人生の最終コーナーを回った高齢者の支援は、私達介護福祉士が担う、とても重要な役割だと思っています。

大切な高齢者を支える人材の一人として、これからも介護福祉士が続けられるように応援しています!

 

介護福祉ライター:そらぞう
・介護職ひとすじ20年。現場で使える介護技術、介護保険制度やケアプラン、高齢者福祉の知識に自信あり。
・お仕事/ケアマネージャー&ライター 趣味/散歩 最近気になる事/陶芸

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