【介護福祉士必読!】利用者へのケアがマンネリ化していませんか?マンネリ化を防ぐための3つのポイント!

最初は緊張感があって業務をしていても、時が経つにつれて職員同士の関係に緊張感がなくなったり、利用者に対して雑な対応になることはありませんか?

また、朝出勤して夕方業務が終了して退勤するまで、いつもと変わらない要領で過ごし、介護にメリハリがなくなっていませんか?

仕事(介護)に慣れるという事はとてもいいことですが、その慣れの方向が誤った方向に向かえば、利用者にメリットはなくなってしまいます。

ここまでの読んで、「はっ!」と思った方がいれば、是非この続きを読んで、もう一度自分自身を見つめなおして下さい。

自分はどこを目指すのか!目標を明確に決める

介護福祉士の資格を取得していなければ、資格にチャレンジしてレベルアップしていきます。

既に社会福祉士を取得していれば、今後この介護という業界で自分をどこのポジションまで成長させたいのか、考えてそれに向かって努力していきます。

私の場合、専門学校を卒業して介護福祉士を取得して、すぐに介護職として働くようになりました。この段階で、受験資格がもらえる5年後にケアマネジャーの資格に一発合格する事でした。

そして、5年後ケアマネジャーに合格したのです。その後も数年介護職を経験した後、配置転換で生活相談員になったのです。

その段階での目標は社会福祉士の資格を取得する事でした。社会福祉士は学歴が必要なので、介護福祉士とは別の専門学校の通信教育を受けながら仕事をこなしていきまいた。そして、社会福祉士に合格したのです。

このように常に自分はどうなりたいのか、どこのポジションになりたいのかを意識しておかないと、日々の生活や業務がダラダラと流れてしまいます。

年単位、月単位、週単位で目標の設定を!

介護職なら事業内での役割があると思います。例えば各種委員会(排泄検討委員会、入浴検討委員会、レクリエーションイン委員会等)またはクラブ活動(書道クラブ、園芸クラブ、俳句クラブ等)に所属しているのではないでしょうか?

これらのものは、私の経験上、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜く事ができます。
「業務が大変でそんな時間がない」
「他のメンバーがやってくれるだろう・・・」
このような考えがあれば、利用者に充実した時間の提供や質の高い介護を提供することはできません!

まずは、個人として目標を設定します。大雑把な計画として年単位で設定し、それを具現化するために月単単位で設定します。

最後に直近の一週間で自分が何をするべきか考えるのです。
こうして、今自分は何をするべきか、目標を設定し考えながら取り組んで行きましょう。

利用者の日々の変化に注目したケアを!

高齢者である利用者は日々変化していきます。そんな高齢者をよく観察しておかないと、その利用者に対して最善の方法で介護する事ができなくなります。

例えば、自力で体位変換できない利用者がいて、職員が体位変換して褥瘡ができるのを予防していたとします。それでもある日、皮膚がかすかに赤くなったていたとします。これって、褥瘡になる最初の前兆ですよね?

この変化に気が付けるかどうかが重要なのです。

この変化に気が付いて、皮膚のマッサージをしたり、外圧から身を守るような対応ができなければ、プロとは言えません。

常に変化する利用者の身体状況を観察する必要があるのです!

まとめ

介護の仕事は時間の流れで動く事が多いです。

忙しくても時間になれば厨房から食事は出てきますし、入浴時間も制限があります。時間の流れに踊らされて、日々の業務をこなしているような印象になるかもしれませんが、利用者からすれば決してプラスにはなりません。

今回ご説明した3つのことを実践する事によって、マンネリ化を防ぐ事ができると思います。

マンネリ化を防ぐのは、勿論、利用者に質の高いサービスを提供するためなのです!

 

介護福祉ライター:そらぞう
・介護職ひとすじ20年。現場で使える介護技術、介護保険制度やケアプラン、高齢者福祉の知識に自信あり。
・お仕事/ケアマネージャー&ライター 趣味/散歩 最近気になる事/陶芸

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