壁面を作る時に、何も考えずにひたすら雑誌やネットの通りに作っていませんか?
意識しながら工程をこなす事で、今後の壁面制作もスムーズに進みます。
今回は壁面制作の3工程を紹介していきます。
この工程を抑えておけば、段取り良く製作を行う事が出来、空いた時間を他の仕事や自分の時間に充てる事も出来ます。
効率良い壁面作り、製作を心掛けましょう。
土台~切り分け
まずは土台作りです。
慣れた人、絵が好きな人は、完成図をさっと描き、どんな部品がいくつ必要か具体的な数を計算してから色紙に下絵を描いて鋏で切り分けます。
雑誌やネットからプリントアウトした物を使うと、絵を描いたり、切り分けるのが苦手な人でもすぐに済ませる事が出来ます。
重ね合わせ~部品の補充
切ってすぐに貼り合わせたり、必要な部品を描くのは早計です。
まずは切った紙達を重ね合わせ、大体の完成図通りに配置が出来そうか、ボリュームは足りているのかを確認します。
足りない場合、部品が不足していると感じた場合はこの時点で補充し、完成図通りになるか、壁が寂しくならないかを確認します。
貼り合わせ
完成図通りに作る事が出来たら、今度は貼り合わせです。バラバラの部品を全てくっつけ、そして筆ペンやマッキーなどのマジックで綺麗に色紙に柄などを書き込みます。
そして壁に貼ってから写真を撮っておくと、次に同じ壁面を展開する際にすぐに配置出来るので便利です。
壁面を作る際のポイント
『壁面を作るのは苦手だけど、ネットなど人と被る物は作りたくない』子ども達の為に独創的な壁面を作りたいと考える保育士は多いです。
その場合どうすればいいでしょうか、答えは『組み合わせる』です。
よく保育士が使う手なのですが、雑誌やネットの素材を組み合わせて、ちょっと違った壁面を作りだす人も沢山います。
また、使う素材をネットでは『おりがみ』と書かれている所を、敢えて『ホログラム紙』や『透明おりがみ』を使用して、透明感や美しいホログラム紙を使う事でアクセントにもなります。
壁面は保護者も見る大切な部分
壁面はお迎えの保護者の目にも必ず入ります。
一生懸命作れば保護者もその情熱を理解してくれますし、壁面を綺麗に飾っているクラスは、整理整頓が行き届いている印象を与えます。
保護者はなかなか日中の保育士の動きや子どもとの関りを見ていない為、そういった部屋の装飾で保育士達の保育に対する姿勢を図ります。
壁面は保護者にも見られ、採点されていると常に意識して作りましょう。
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