子ども達と接する保育時間は、保育士もたくさんのことを子ども達に提供して楽しませています。
遊びを通して様々な経験をすることで、子ども達は心身ともに大きく成長していくのです。そんな毎日の保育の中で欠かせないのは「絵本」「紙芝居」です。
子ども達はお話が大好きですから、これらを見る時間を楽しみにしています。中には、読み聞かせが苦手という保育素もいるのではないでしょうか?少しでも克服するためのポイントをまとめてみました。ぜひご覧ください!
恥ずかしさは捨てる!
よく、他の先生や子ども達の前だと恥ずかしくて読めない…という悩みをききますがまずは恥ずかしさは捨てましょう。
子どもにも照れが伝わってしまい、重要な話の内容がわかりにくくなってしまいます。みんな読んでくれる先生を見る、というよりはお話の内容を楽しみにしていますから、堂々と読み聞かせをしてあげてくださいね。
子どもに読む前に自分で読んでおく
絵本を斜め後ろから文字を見て読むのが難しい、という悩みもよくききます。
読み聞かせに慣れるまでは、すらすらと見えにくい角度から絵本を読むのは大変かと思います。まずは子ども達に読む前に、自分で読み、どんなストーリーかを把握しましょう。
だいたいの話の内容が頭に入っていれば、書いてある通りきっちり読まなくても大丈夫です。少しくらい言い回しが違っても、話が伝われば充分ですから、予習しておくことで読みやすくなるでしょう。
演技することを意識する
絵本や紙芝居には、何人かの登場人物がいることが多いです。キャラクターによって声を使い分けることで子ども達にも伝わりやすくなるでしょう。
はじめは難しいと感じるかもしれませんが、思い切ってやりきることで子ども達の反応も良く、だんだん自分の特技へと変わっていきます。
ベテラン先生で読み聞かせが苦手、という先生はほぼいません。みんな経験して自分のスタイルを見つけ、得意になっていくのです。
読み終えたら子どもに問いかける
お話が終わった後も、子ども達に余韻を感じてもらいましょう。
お話を思い出しながら、あの時はこうだったかな?ここはどんな気持ちだったかな?など、想像を膨らませてあげて、空想の世界で遊ばせるのも読み聞かせの楽しみのひとつです。
まとめ
読み聞かせが苦手という人は特に若手保育士の多いです。まずは恥ずかしさを捨てて堂々と読んであげましょう。
また、絵本の文字が見えにくく苦手、という人はあらかじめ絵本を読んでおき、ストーリーを把握しておきます。声色を分けたり、読み終えた後に子ども達とお話を考えることでより子どもは楽しめます。
保育に欠かせない読み聞かせ、たくさん読んであげて自分自身も楽しんでくださいね!
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