保育士として毎日子どもと接していると、本当にいろいろなことが起こります。
ちょっとした成長や、子ども同士のケンカの仲裁、自立のための援助など、あわただしく過ぎる一日の中で、子ども達とたくさんの言葉を交わしているでしょう。
そんな子ども達への言葉がけの中でも、特に子ども達の心に響くのは「ほめる」言葉でしょう。
その褒め方にも、いろいろなやり方があります。若手保育士必見、ほめる時のポイントをご紹介します!
どんなことが良かったのかわかりやすくほめる
子どもはほめられるのが大好きです。保育士に認められることは園生活の中でも大きな自信と喜びになっていきます。
子どもにわかりやすく、簡潔ながらも具体的にほめることが大切です。例えば作ったものを「上手にできたね」というだけだと、すごく抽象的ですよね。
「ここがとってもきれいで上手だね」「こんなにたくさん色を使うと素敵だね」など、具体的にほめることで子どもも自信がついていきます。
赤ちゃんにも笑顔で伝わる
幼児はもちろん、まだ会話が成り立たない赤ちゃんにもほめることはきちんと伝わっています。
保育士が心からの笑顔でほめることで、赤ちゃんも喜び嬉しくなる、という経験を繰り返してほめられている、という事を理解していくのです。
頭をなでる、手をタッチする、など、子どもが嬉しくなることをほめると同時にすることで、より嬉しい気持ちになる子どもも多いです。
魔法の言葉「かっこいい」
幼児にとって「かっこいい」という言葉はまさに魔法の言葉です。
年長ほどの年齢までなら、かっこいいが伝わります。子どもは「かっこいい」と褒められるのが大好きです。様々な場面でかっこいいを使ってあげましょう。
友だちに優しくできたとき、順番を守れた時、すすんでお手伝いしてくれた時、長い間集中して活動に取り組んだ時など、本当にどんな些細なことでもいいのです。
かっこいいと声をかけられると、自信が生まれ次へ繋がります。
まとめ
子ども達との生活の中で、「ほめる」ということは保育に欠かせないものです。
ほめることで、子ども達は自信や次への意欲が増していきます。子どもがほめられていると瞬時に理解するためにも、具体的にいいところを褒めてあげるのが大切です。
また、目を合わせて笑顔でほめてあげてください。そうすることで、赤ちゃんから幼児まで、ほめられていると伝わります。
あと子どもにとって「かっこいい」は大好きな言葉です。様々な場面で声をかけて褒め、子ども達にたくさん満足感や自信を与えてあげて下さいね。
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