保育士はもちろん、子育て中のママも、外出先や人が集まる場などの自宅以外で子どもが泣き出してしまいハラハラした経験はありませんか?
おそらく、ほとんどの人が対応などにも困ったことがあるでしょう。大人があわてればあわてる程子どもは泣き止まず、大変な思いをすることが不思議と多いものです。
今回は、そんな経験のある方必見!ベテラン保育士さんが使うあやし方を紹介します。
歌をうたう
子どもは、大人の優しい歌声が大好きです。子守唄で眠る子も多いと思いますが、やさしい声の歌声は、子どもを安心させて楽しい気持ちにさせる効果があるといわれています。
歌を聴くと気持ちが切り替わり、泣き止むことも多いです。メリーや音楽をかけるのも同様で泣き止むことが多いですが、実際の歌声は信頼関係を築いていくにもとても良いといわれています。
息を吹きかける
風を感じるのが気持ちいいと感じる子は多く、泣いていても顔に息を「ふーっ」と吹きかけることで驚き、泣き止むことがあります。
夏場なら扇風機の風を当ててあげると泣き止む子もいます。窓を開けてふんわり風を当ててあげるのも効果的です。
共感する
なぜ泣いているのか、子どもの代わりに気持ちを言葉にしてあげることで泣き止むことがあります。特に言葉が理解できてくる1歳過ぎあたりから効果があります。
「ママに会いたいんだね」「ぶつかって痛かったね」「取られて悔しかったね」「さびしい気持ちになったんだね」など、気持ちを共感すると、わかってもらえなという安心感が生まれて涙が止まります。
抱っことおんぶ
体を密着させると子どもは安心します。特にさびしいときや不安なときは、大人のぬくもりに包まれることで泣き止むことが多いです。
特におんぶは、子どもの胸やおなかが密着し、程よい揺れもあって泣き止むことがとても多く、未満児がいる保育施設ではおんぶ紐を常備している保育施設も少なくありません。
しばらく様子を見る
年齢が大きければ、泣いたまましばらく少し離れたところから泣き止むまで様子を見るのもひとつの手段です。
会話が成り立つようになると、自我も強まるので理由が明確なことから、あやすだけでは泣き止まないことが増えるからです。
周りの状況を見て様子を見ても大丈夫そうなら、すこしそっとしておくと我に返り泣き止むこともあるでしょう。
まとめ
子どもと関わる上で、泣き出してあやすという機会は必ずあります。いくつかあやす方法を頭に入れておけば、どれか泣き止む手段が見つかるかもしれません。
もちろん、泣いている理由によってはあやしても泣き止まないことも出てくるかと思いますが、納得したり安心することで泣き止むことが多いです。子どもたちと信頼関係を築き、気持ちを受け止めてあやしてあげてくださいね。
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