毎日笑顔で子どもたちや保護者に安心感を与える、保育園ではお母さんお父さん的存在の保育士は、たくさんの人に愛される素敵な職業です。
体力勝負で大変なことも多いことから、最近は薄給やボランティア残業などがニュースで取り上げられています。保育士不足もあり、なかなか希望通りの休みが取れないのも保育士の大変なところのひとつといわれています。
今回はそんな保育士の皆さんに、休みを取るための工夫をお伝えします!
年間行事を考慮する
体調不良や身内の不幸など、突発的な休み以外に、あらかじめ希望の日に休暇を取ることが出来る有給があります。有給は、条件を満たしている人は何日か決められた日数取ることが出来ます。
保育士の場合は、やはり大きな行事の前や当日は、有給を取ることは保育士の人数が不足することから難しいと思います。その園によって異なりますが、8月や1月あたりは行事が少ないことが多いようです。
同僚のことも考え、行事が立て込んでいない時期を狙うと有給もスムーズに取れるかもしれません。
シフト作成前に有給を申請する
園によって異なると思いますが、だいたい翌月のシフトをベテラン先生(主任など)が組むことが多いでしょう。おそらく月半ば頃に翌月のシフト作成を始めることが多いと思います。
そのシフトを作り始める前に、きっちり有給を取りたい日にちを直接伝えましょう。作成前に伝えることで休みを希望した日を考慮し、保育士の人数を調整してくれるでしょう。
シフト作成中に伝えると、調整が大変なことがあるので要注意です。
有給の計画的付与
処遇改善などがすすめられていることから、ここ近年は必ず決められた最低限の日数を一年間の間に有給として取るように指導を受ける施設が多くなっています。
同僚と相談し、シフトを決めて保育士全員が必ず休みを取れるようにします。若手もベテランも日数は違えど必ず取ることが決まっているので、遠慮せず申請することが大切です。
あまりに有給を取らずにいれば、有給が余り忙しい年度末にまとまった休みを取らなくてはいけなくなります。休みが取りにくいときは、計画的付与の話題をだし、前もって相談することで取れるようになるでしょう。
まとめ
今は週休1日の保育士も珍しくなく、なかなか休息が取れないという人が多いのが現実です。しかし、しっかり有給を取らないとストレスも溜まりますし体を壊し、全力で保育が出来なくなってしまいます。
そうならないためにも、申請しにくいことが多いですがしっかり休みを取りたいことを伝えましょう。年間行事を確認し、あまり行事が立て込んでいない時期をなるべく選び、シフト作成前に上司に伝えることが休みを取りやすくするコツです。
また、有給の計画的付与をうまく使いましょう。休みを取って心身ともにリフレッシュするのも大切な仕事の一環です。うまく休みを取って、さらに保育を楽しみましょう!
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