保育士の仕事は、子ども達を保育し健やかな成長を促すのが主な仕事ですが、それらをこなすために書きものの作業がたくさんあります。
書類作成が苦手という人はとても多いですが、保育士であれば必ず書き物はあります。
いかに丁寧に早く作業を終わらせられるかで、一日の時間の使い方も変わってきます。今回はそんな書類作成のコツをいくつかご紹介します。
苦手な方はぜひご覧ください!
書類作成は事前準備が大切
いざやろうとすると、なかなか文章が浮かばず時間がかかってしまうのが書類作成です。
慣れると早く終わらせることが出来るようになっていきますが、それまでは事前に準備をしておきましょう。
例えば、クラスだよりを書く時の書き出しの文章は、あらかじめ季節の物を調べてストックしておくというのもひとつの手段です。
また、他の先生達の書類を見せてもらい参考にして、素敵な文章は言い回しを替えて書くのも、許可を取ればいいと思います。
こういったストックを準備するのが大変に感じる人もいると思いますが、これらがあると書類作成の時間も早くなるのでおすすめです。
保育雑誌の文章を参考にする
保育雑誌が各社から毎月出版されており、中には各書類の例文が掲載されています。
季節や子ども達の様子に合ったものを参考にして書くのも良いでしょう。
ただ、ここで気を付けることは雑誌の文章をそのまま使用しないことです。
そのまま真似してしまうのは、自分の考えがありませんし、考える力もつきません。
あくまでも参考にして、必ず自分の考えた言い回しを含めて記入しましょう。
過去の文章を参考にする
どの園にも、過去の同じ書類のデータが残っていると思います。
そういった過去のものを読み返し、自分なりにアレンジして書くといいでしょう。
ここでも、必ずまる写しはせず自分なりの言葉で記入することが大切です。
過去と今の子ども達は違いますから、子ども達の様子に合ったことを書くようにしましょう。
まとめ
保育士の仕事の中でも、保育中以外の時間では大半を占めるといっても過言ではない書類作成。
苦手な人も多く、とても時間がかかり苦労している人もいるでしょう。
少しでも早く終わらせるには、いいと思った文章などをストックし、事前にメモしておく、保育雑誌を参考にする、過去のデータを読み返すなどをすると効率が上がるでしょう。
あくまでも参考にする、というスタンスで、必ず自分の言葉に直してから書きましょうね。経験を重ねると少しずつ早く終わるようになりますよ!