夢いっぱい希望いっぱいで憧れの保育士として働くことになった新人保育士さんにとっては、子ども達の成長に日々驚きや喜びがあるでしょう。
しかし中には、保護者からのクレームで心を痛めたり悩んだりする保育士が多いのも現実です。
特にここ近年は、はっきり要望や不満を伝える保護者が増えたことから、保育士の悩みも増えている傾向にあります。
保護者からのクレームを上手に対処するにはどうしたらいいのでしょうか?いくつかコツをまとめてみました!ぜひご覧ください。
最初の対応を誠実に行う
保護者にとっても、軽い気持ちで不満を伝えてくる人はあまりおらず、家で言おうか悩み迷いながらも勇気を出してクレームを言う人が多いです。
そんな保護者に、いい加減な態度や自分は悪くないといった対応をするのは絶対にやめましょう。
まずは必ずお詫びをし、保護者から状況などを詳しく聞き、保護者が落ち着くのを待ちます。
目をそらしたりせず、しっかり聞く姿勢を相手にも伝わるようにしましょう。この最初の対応を丁寧に行わないと保護者はより不満や怒りの感情が膨れ上がるでしょう。
上司や全職員にクレームを伝える
保護者からのクレームが来たら、必ずまわりの先生に報告しましょう。
できれば全職員に伝わるようにしたいですね。保護者にとって他の先生にクレームが伝わっていないのも発覚すると不信感を煽ります。
また、周りの先生に対応の仕方を教えてもらえたり、大きなクレームになると主任や延長からの謝罪が必要なこともあります。
一人で抱え込まず、クレーム内容を細かく伝えられるようにしましょう。
クレームはアドバイスと受け取ろう
新人保育士は特に、自分に来たクレームを気にし過ぎてしまうことがよくあります。
新人ですから失敗はつきものです。気にし過ぎると、自分のいいところを見失ってしまいます。
あまり悲観的にならず、いいきっかけだと思って乗り越えていけるといいですね。
失敗がない保育士はいませんから、同じ失敗がないよう前向きに頑張りましょう!
まとめ
保育士になって保護者からのクレームに驚いた人もいると思います。
小さなことから大きな問題まで、様々なクレームはつきものです。必ずお詫びをして、保護者の話をしっかり聞きましょう。
はじめの対応で保護者の満足度も変わっていきます。まわりの先生にも必ずクレームを伝え、みんなで情報を共有しましょう。
また、クレームも次に生かせるように前向きに保育をしていきましょうね!