子どもたちはたくさん体を動かして遊ぶのが大好きです。保育のなかでも、体を動かす運動の時間は、子ども達も大好きな時間でしょう。
保育士は、この時間をより楽しく充実したものにしていきたいですよね。怪我なく楽しく遊ぶためには、いくつかポイントがあります。特に新人さんはぜひご覧ください!
体を動かす=すべて運動!
運動遊びというと、ボールなど道具を使うものや、ルールがしっかりあるものをイメージすることが多いと思いますが、運動は子どもにとっての遊びほぼすべてを指します。
歩く、走る、回る、スキップする、ジャンプする、手を振る、などちょっとしたことがすべて運動になります。大人も体を動かすと、ストレス発散にもなり心身ともにすっきりしませんか?
子どもも同じで適度に体を動かすことで楽しみながら発散し、体力を養っているのです。まずは子どもにとっては遊びが運動に繋がっているということを頭に入れておきましょう。
保育士も共に楽しむ
園庭やお遊戯室でたくさん走ったり、体を動かしている子ども達は、本当に生き生きしています。汗を流しながら走る子も多いでしょう。
保育士も、時にはそんな子ども達の輪の中に入って一緒に楽しみましょう。「先生と一緒に遊んだ!」という経験が、より子ども達の心に楽しかったと残り、次への意欲にも繋がります。
運動遊びは社会性も養う
鬼ごっこひとつでも、友だちとのやりとりやルールをみんなで守ること、我慢や順番など、たくさんの社会性を、運動遊びを通して養っていきます。
体だけではなく、心も成長も大きく促してくれる運動遊びは、幼児期にはなくてはならないものです。運動遊びは心身ともにコントロールして友だちと遊び、言葉や力の加減を学んでいきます。
保育士はそういった子ども同士のやりとりも見守り、解決が難しそうな時はそっと援助してあげましょう。年長くらいになると、子ども同士でトラブルも解決できるようになっていきます。
少し頑張る環境を用意する
年齢や個人によって運動遊びの得意不得意は大きく分かれます。そんな中で、少しチャレンジしたら達成できそうな遊びを用意してあげると、子ども達はとても喜びます。
難しすぎるものを用意してしまうと、意欲が出なくなってしまうので加減をしてあげてくださいね。
まとめ
幼児期にはなくてはならないのが運動遊びです。心身ともにリフレッシュするだけでなく、社会性なども身につけていく大切な遊びです。
保育士が年齢に合った環境を用意してあげることで、子ども達のやる気にも繋がります。また、保育士自身が楽しむのも子ども達にとって嬉しい刺激になります。
ぜひ、心身ともに発達を促す楽しい運動遊びを子どもと一緒に楽しんでくださいね。
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