日々の保育の中で、保育士は子ども達にたくさんの楽しいことを提供しています。楽しいという経験は、子どものやる気や才能を伸ばし、未来にたくさんの可能性を広げていきます。
もちろん子どもによって活動の好みは異なりますが、なるべくみんなに楽しいと感じてもらえるように保育士は試行錯誤しています。
中でも、毎日の保育に欠かせないのが「歌」です!どうしたらより子どもと一緒に楽しめるでしょうか?ポイントをまとめてみました。
まずは手遊びを楽しむ
乳児クラスでも、簡単な手遊びであれば楽しむ事が出来ます。「むすんでひらいて」「とんとんとんとんアンパンマン」など、覚えやすくて手が動かしやすいものは小さい子でも出来ます。
また、年長さんでも手遊びは大好きです。歌いながら手を動かすのは、子どもにとって楽しいことが合わさり好まない子はあまりいないようです。
保育士が手本となり手遊びを活動の節目にたくさん教えてあげましょう。
集団遊びでも歌を取り入れる
「かごめかごめ」「はないちもんめ」「むっくりくまさん」など、歌いながらの集団遊びはたくさんあります。
年少以上になるとできるようになってくるでしょう。保育士が手本となり歌うことで、子ども達も遊びの中で歌を楽しめるようになります。
声を出して歌うことは楽しいと思えると自信も付き、堂々としてきますよ。
紙に歌詞を書く
毎月の歌や行事の歌は、模造紙など大きな紙に歌詞をひらがなで書き出し,貼り付けておきます。年長さんは特に文字への興味も盛んですから、声に出して読んだり見ながら歌うようになっていくでしょう。
また、字が読めない子もこういった物がきっかけで興味を持つこともあるようです。
満足感を味あわせてあげる言葉がけ
歌は、誰かに聴いてもらうことが嬉しいと感じていくようになっていきます。年齢が大きくなればなるほど、そう成長していくでしょう。
保育士が具体的に良い所を褒めてあげると子ども達はとっても嬉しいです。「きれいな声でうたっているね」「笑顔で素敵だね」など、子ども達のやる気や、満足感が高まるような言葉をかけることで、次も楽しみという気持ちが子ども達に芽生えていきます。
まとめ
歌は日々の保育に必要不可欠なため、子ども達により楽しんでもらうために保育士もたくさん工夫しています。
まずは基本の手遊びや集団遊びで歌う楽しさを教えてあげましょう。また、歌がより好きになって楽しめるように、たくさん褒めて伸ばしてあげて下さい。園生活の中で、たくさんの歌を教えてあげてくださいね。
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