子どもとの毎日の中で、保育士は様々なことを教えていきます。時には、毎日の積み重ねを保護者に発表したりする行事もありますね。
そんな日常保育や大切な行事に欠かせないのが「歌」です。歌うためには保育士のピアノが必要不可欠であり、保育士養成学校では必ずピアノの授業があるほど重要視されています。
それでも、どうしてもピアノが苦手な人はいます。そんな人にうまくピアノと付き合う方法があります!ぜひご覧ください。
3人に1人はピアノが苦手なことが多いらしい
保育士という職業のイメージ上みんなピアノが弾けると思われがちですが、そんなことはありません。
習った経験がない人は多いですし、3人に1人は苦手と感じている人がいるというのを聞いたことがあります。どうしても幼い頃から習っていた人と比べると、養成学校の授業のみの人は弾きこなすことは難しいでしょう。
しかし、思ったより苦手と思っている人が多いと少し安心しますね。まずは自分を責めず、ポジティブに考えてみましょう。
自宅で練習するのが一番の近道
やはりピアノは練習が一番早く弾けるようになる方法かと思います。繰り返し練習すれば、いつかはそれなりに弾けるようになっていきます。
まずは毎日の保育で歌うものを練習してみましょう。朝・帰りの歌やお弁当の歌など、はじめは右手のみでもいいので子どもと一緒に歌えるようにしてみましょう。
行事に歌うものやピアノ担当になっているものは早めに自宅で練習しておきます。自宅に安いキーボードで構いませんから、用意するといいと思います。なかにはピアノ教室に通う保育士もいますよ。
自分に合った楽譜を用意してみる
保育施設では、年度はじめの段階で月々の歌が決められているとことが多いです。全員で必ず同じ楽譜を使う、というのは難しいですから、自分で音符が少ないものを探し、上司に確認してみるのもひとつの手だと思います。
また、ピアノが得意な先生に、下の楽譜から音符を減らしてもらうのもいいでしょう。
大きな声で保育士が歌おう
様々な方法を試してもまだ苦手、というときは、保育士が大きな声で歌って子ども達の歌がばらばらにならないようにしてあげましょう。
歌が途切れてしまうのが、子どもにとって悲しいですから、間奏部分などもハミングで構いません。歌は最後までつなげましょう。
まとめ
ピアノが苦手な保育士は多く、みんな工夫しながら乗り切っています。練習が一番ですが、ピアノ教室に通う人もいてそれずれの方法をとっています。
毎日歌う曲から練習してせめて右手で弾けるようにしましょう。それでも難しければ保育士が大きな声で歌って、最後まで歌えるようにしてあげてくださいね。
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