介護福祉士は何かと悩みを抱えており、解決ができなくて思い悩んでいる人を多く見かけます。
悩みは人それぞれですが、解決できないまま時間が過ぎてくと、本人が辛いのは勿論ですが、周囲もそれに影響を受けて事業所(施設)全体に影響が出ることがあると思います。
今回は、介護福祉士特有の悩みをご紹介して、解決方法も教えます。
1位 職業病ともいえる腰痛
おむつ交換、入浴介助、移乗などが増えると腰が痛くなります。私が以前介護現場で働いていた時は、夜勤明けに猛烈な痛みを感じていました。
痛みの具合は人によって違いはありますが、身体が辛いと十分なケアができなくて仕事に支障が出てしまいまね・・・。
日頃できることとして、腹筋と背筋の筋トレをしながら、仕事前にはストレッチを行うことをおすすめします。
コルセットを巻く人もいますが、なるべくなら筋肉をつけてカバーするほうが結果的は悪化しないで済みます。
2位 ケアマネジャーの資格がとれない
介護福祉士の資格を持っている人の中には、スキルアップのために、ケアマネの資格を目指している人もいます。
しかし、合格率は年々低下して、今では合格者は1割ほどになっていますね。仕事をしながらの勉強は大変で、5回、6回と受験している人も珍しくはありません。
今となっては、生半可な気持ちでは合格出来なくなってきています。そのためには、なんといっても「絶対に合格する!」という強い意思が必要です。
ちなみに、私が受験した年は合格率2割ちょっとでしたが、一発で合格することができました。ただ、試験の直前には大分精神状態が不安定でした・・・。
3位 職場での人間関係
介護現場では人間関係が悪いところが多いのは確かです。その要因のひとつに、派閥があったり働いているユニットの違いから、周囲から自分の仕事に対して理解を得ることができないことがあります。
同じ事業所で働く以上は楽しく仕事をしたいものです。そうなるようにするには、
「相手を認める」
「尊重する」
「自分のできないところを讃える」
このような気持ちで日々仕事に取組むようにします。介護はチームなのです。チームで一つの目標を達成するために取組んでいることを忘れてはいけません。
4位 看護師との連携ができない
介護福祉士が一番身近に感じている別の職種は看護師だと思います。
特別養護老人ホームの場合だと、介護と看護の足並みが合わないと、他の職種も影響を受けて施設全体が不安定になってしまいます。
まず、「相手は変えられないけれど、自分は変れる」という認識を持ちましょう。介護福祉士だって最低限必要な医療の知識は持っておく必要があります。
そうでなければ、科学的根拠のあるケアが行なわれないばかりか、看護師と同じ目線で会話が出来なくなってしまいます。
看護師に寄り添いながら、介護の仕事をすすめる必要性があるのです。
5位 人手不足で十分なケアができない
介護の現場では慢性的に人手不足となっています。介護の中心である「介護福祉士」も例外ではありません。しかし、現場に行けば利用者はそこで生活しており、少ない人数でも関わるしかないのです。
中堅や上級者の介護福祉士なら、しっかりと後輩の精神的フォローをしながら、人員確保にも努める必要があります。
人員確保は管理者だけの仕事ではありません、現場からも働きかけていきましょう!
まとめ
実際には自分達だけで解決できない悩みも多くあると思います。普段から、何かあったときにその悩みを相談できる人も見つけておいて、すぐに対応できる環境を整えることも大切なのです。
同じ事業所ないでなく、別の事業所に知り合いを作っておくと、客観的な立場から話を聞いてもらえることができます。
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