おうちの方と離れて過ごすのは、まだまだ不安なO.1.2歳児。少しでも、おうちの方と離れて不安な気持ちを小さくしてあげたいですよね。
今回は、0・1・2歳の子どもが安心して過ごせる部屋にするポイントをいくつか紹介します。
季節を感じられる部屋作りをしましょう
子どもに季節を感じさせることは、とても大切なことです。お部屋の壁面画を季節感のあるものや、季節のものを掲示するようにしましょう。ただ、季節感のあるものを飾るのではなく、子どもが興味を持てるような飾り方を心がけましょう。
例えば、秋ならばただ、どんぐりや落ち葉の壁面画ではなく、子どもが好きな動物にどんぐりや落ち葉を持たせた壁面画にしたり、目を引くような色合いを使うようにしたり工夫しましょう。
又、実物のものを掲示するのも良いと思います。その際には、どんぐりなど口に入れてしまう恐れがあるものは、手の届かない位置に掲示しましょう。
絵やマーク、写真を活用しましょう
0.1.2歳は、まだ字が読めませんよね。自分のロッカーに名前だけ書いてもなかなか自分の場所は覚えることはできません。
そこで、ロッカーの名前の横に自分の顔写真や自分のマークを貼っておきましょう。絵や写真があることで、自分の場所を覚えやすくなります。
朝、登園した時に「△△マークがあるから〇〇ちゃんのロッカーだね。」などと毎日声をかけることによって更に覚えやすくなりますよ。
又、おもちゃ箱などにも何を入れるのかわかるように絵や写真を貼りましょう。どこに何があるかわかると自分の出して遊べるようになります。更に、片付けもしやすくなるので片付けの習慣も身に付きます。
安心できる空間づくりをしましょう
家庭でも、じゅうたんやマットを敷いている家庭が多いと思います。家庭のようにくつろげる場所も必要です。絵本を読む場所やゴロゴロと寝転がれる場所にはマットなどを敷いておきましょう。
大人も子どもも柔らかい場所の方がくつろげますよね。敷いておくだけで子どももくつろぐことができ、気持ちも落ち着きますよ。
又、昼寝の際には、室温や湿度に気を付けましょう。又、子どもの顔が見える程度に部屋を暗くし、オルゴールの音楽など、入眠をしやすい音楽を流し、入眠しやすい環境を作りましょう。
毎日同じ音楽をかけていると、体が昼寝を覚えて音楽がかかったら昼寝をするという習慣も付きます。
保護者の目の付く位置にお知らせを貼りましょう
保護者が通る場所、保育室の入り口や、靴箱の壁などにお知らせや献立を掲示しましょう。
保護者が、園のことを知っておくと登園する前に「今日は保育園で○○があるんだよ。」などと子どもと会話ができ、子どもも「今日は保育園でこんなことをするんだ。楽しみだな」などと感じ、安心して登園できます。
まだ話せない子どもでも、おうちの方の話し方で楽しいこと・うれしいことなどを感じ取ることができるので園のことを知っておくことは大事です。
いくつかポイントをあげましたが、他にも工夫次第でいろいろとあると思います。いろいろ試しながら、子どもが安心できる空間を作ってくださいね。
コメントを残す