保育士は、毎日子どもに寄り添い、いろんな姿を見ることが出来ますよね。少しの成長もとても嬉しいものです。そんな園内での様子を、保護者に伝える機会はたくさんあります。
うまく伝えられない…と悩む保育士も多いでしょう。どんな風に伝えたらいいのか、保護者が嬉しい伝え方はどんなものなのか、大切なポイントをいくつかまとめてみました!ぜひご覧ください。
保護者の「知りたい」を把握しておく
保護者としては、大切な我が子を長時間保育園に預けるのはとても勇気がいて不安も大きいでしょう。そんな保護者の不安を察してあげましょう。
人によって、どんなことが知りたいか、どんなことが心配なのかは少しずつ違います。まずは保護者にさりげなく園生活においてどんな事が心配で、どんなことが楽しみか、など、聞いておくといいでしょう。
それに合わせて、保育士も子どもを意識して見る事ができます。
嬉しいことを先に報告する
どうしても子どもの課題や園で困っていること、子ども同士のトラブルなどを保護者に伝えなければいけないことがあるでしょう。
そういった時は、まず最近頑張っていることや、成長した面を伝えてから、伝えるようにします。いきなり悪いことを聞くと、園生活を実際に見ていない保護者からするととても不安になってしまいます。
また、保護者が疲れていたり、あまり機嫌が良くない時は、よほど急ぎでない時以外は翌日以降に伝えるようにしましょう。伝えるタイミングを気遣うことで、保護者に伝わりやすくなります。
保護者とのやりとりをメモしておく
どんなことを保護者と会話したのか、記録しておきましょう。保護者からすると、前と同じことを言っている、などがあると不信感が募ることがあります。
また、一定の保護者とだけやるとりの回数が多いと、他の保護者から見るとい気持ちにはなりません。誰と、どんな話をしたのかを、個人記録などに記入しましょう。そうすることで、個人面談等にも役立ちます。
まとめ
保護者に子どもの様子を伝える機会はとても多く、伝え方に悩む人もいるでしょう。まずは、保護者がどんなことを知りたがっているか、どんな不安や楽しみがあるかを把握しておくと、保育士としても伝えやすくなります。
また、トラブルや課題を報告しなければならない時は、先に良いことを伝えてワンクッション置いてから話しましょう。保護者の体調や機嫌を察してタイミングを見て伝えましょう。
保護者とのやり取りはなるべくメモして残し、見返しながら保護者に子どもの様子を伝えていくといいと思います。
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