保育士の仕事の中でも大変で手がかかる…といった保育士が悩むものが書き物です。保育士は想像以上に書き物仕事が多く、子どもがいない保育時間外はほぼ書き物をしている、という人もいるでしょう。
また、行事が近いと自宅に書き物を持ち帰って作業する、という保育士も少なくありません。なるべくなら、短時間で書き物を終えたいですよね。特に大変な「成長記録」と「保育要領」を書くポイントをまとめてみました!
成長記録は子どもの姿をそのまま書く
園によって呼び方は異なるかもしれませんが。成長記録は子ども歩人の様子などを書く記録です。個人記録と呼ぶところも多いでしょうか。
記入の頻度も園によって様々ですが、なるべくこまめに書いておくと、後々困らないと思います。些細な成長を感じる姿など、気が付いたことは記録しておくと後から見返して思いだしやすいです。
あまり否定的なことばかり書かず、前向きな成長をたくさん見つけて書けるといいですね。もちろんその子の課題を見つけてあげるのも大切ですから、後から見て気が重くなるような記入はやめた方がいいでしょう。
5領域を意識して書く
健康・表現・環境・人間関係・言葉、といった5領域に沿って子どもの様子を記しておくとわかりやすいでしょう。
他の先生が見てもその子の特徴や様子がすぐにわかる、というのが理想です。あまり固く考えると難しくなりますが、例えば「友だちに遊具を貸してと言えるようになった」は人間関係と言葉、にあてはまります。
5領域を意識して書くことで、保育要領も書きやすくなるでしょう。
保育要領は次年度に繋がる記録を
保育要領は、1年の最後に子どものことをまとめて次の担任や小学校に引き続ための大切な資料になります。
子どもの日常の様子や、家庭環境、保護者の気持ちなども入れて書くと、次の担任はわかりやすいでしょう。
また、その子の課題も一言書いておくと、次の担任がそこを意識し関わることが出来て、子どもの成長にも繋がると思います。
まとめ
はじめは記入が難しい成長記録や保育要領ですが、子どもの様子をありのまま記入するというのを頭に入れておけば大丈夫です。
保育雑誌にも書き方の例が掲載されていますよ。5領域を意識して書くと、後から見やすいのでおすすめです。少しの意識で日常の保育もより5領域を考えてできますよ。
保育要領は1年間の総まとめです。次年度に繋がる大切な書類ですから、成長の記録を確認しながら丁寧に記入しましょう。
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