子ども達との自由遊びの中で、保育士はたくさんの遊びを提供するでしょう。その中でも子ども達に人気なのがお絵かきです。
自由画帳にたくさんの絵を描き、想像力を膨らませる子ども達の姿はとても可愛いものです。
ときどき保育士も子ども達から絵をリクエストされたり、教えることがたくさんあります。苦手という保育士も多く、ドキッとしますよね。子ども達とお絵かきをどうしていけばいいか、ポイントをまとめてみました。
まずは真似をして描いてみよう
お絵かきが苦手という保育士は実は結構多いです。特に男性保育士に多いようですが、女性保育士でも製作やお絵かきが苦手という人はよくいます。
必ず子ども達と絵を描く時はくるので、苦手でもまずは市販品や有名キャラクターを見ながら描いてみましょう。何も見ないと難しいので、教材の塗り絵や絵本を見て描くのもいいでしょう。
子どもたちに上手い・下手という概念は絵に関してはあまりありません。描いたことで子ども達が想像を膨らませ楽しんでくれたらそれで◎です。
子ども達の発想を受け止めよう
子ども達が描く絵は本当に個性があり、見ていて楽しいものです。子どもそれぞれに世界観があり、同じものを描くのでも全く違う絵が出来上がります。
保育士から見てこれは違うのでは?という表現の絵があったとしても、決して否定せず子どもの話を聞いてみましょう。その子の胸の内が垣間見える言葉が聞けるかもしれません。
絵は子どもの表現のひとつ
子どもの絵は口ほどに物をいう、と言われています。これは子どもの素直な心が絵に現れるからです。
例えば、母の日の絵画でお母さんの絵にツノが生えていたり、怒った顔で描かれたり、というのは実際にある話で、子どもから見たお母さんはそういった印象ということになります。
また、絵には個人差が大きく、とてもたくさん色を使って描く子もいれば、一色で表現する子もいます。まずは自由に描かせて、いいところを褒めつつなぜこうしたのかを優しく問いかけてあげましょう。
保育士の言葉がけで、子どものやる気が増減しますから、慎重に言葉を選んであげたいですね。
まとめ
絵は保育士も苦手な人が結構多いですから、まずは自分も楽しめるようにキャラクターを見ながら描いたりしてみましょう。
先生が描いてくれた、ということが子どもはなにより嬉しいと思います。子ども達はそれぞれ個性あふれる絵を描きます。表現法も様々ですから、これは違うのでは?と思っても否定はせず、受け止めてたくさん褒めてあげて下さいね。
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