保育士の大切な仕事の中に「保育日誌」の作成があります。
保育日誌とは、ない日子ども達がどのように園内で生活しているのか、子どもたちの出欠確認、全体に知っておいてほしい連絡事項などを記入し、職員間で見る大切な書類です。毎日記入して全体で情報を把握します。
そんな保育日誌の書き方に「困る…という保育士も少なくありません。今回はそんな保育日誌作成のコツをお教えします!
ねらいと反省をしっかり記入する
保育には、子ども達にどんな経験をしてどんな気持ちを感じてほしいか、という「ねらい」というものが必ずあります。
ねらいを意識して保育士は活動を組み、保育中も考えながら子ども達に関わっています。ねらいを考えるのが難しいという保育士が多いようですが、ねらいは簡単に言うと子どもにどうあってほしいかという保育士の「ねがい」を書けばいいと思います。
頭になんとなくねらいは浮かぶけれど文章に出来ない、といった場合は保育雑誌に例文がありますから、参考にするといいでしょう。
また、ねらいに対して毎日子ども達はどんな様子だったか、自分の保育の反省もありのまま書いておくと、次回に繋がります。
子どもの様子を素直に書く
どう書いたらいいかわからない保育士もいるでしょう。しかしありのままの子どもの気になることや、成長を感じたところを書いていいと思います。
あまり否定的なことが続くのはよくないですが、もし課題が見つかればそれに対してどのような関わり方をするか等を書くことで、保育士間でも把握しやすく次の日からの保育に生かす事ができます。
家庭との連携も欠かさず記入する
直接保護者とのやりとりがあったり、連絡帳などで保護者から大切な連絡があった場合は必ず全職員で把握しておくために保育日誌に記入しましょう。
引っ越しをした、電話番号が変わった、などはもちろん、保護者からの悩み相談や保護者間のトラブルなどたくさんの情報があります。
知らない職員がいると保護者に不信感を与えてしまうこともありますから、必ず全員で情報を共有することを徹底しましょう。
まとめ
保育日誌はありのままの子ども達の姿や保育士の反省を書くことで、翌日からの保育にとても生かされます。素直に書くことが大切です。
また、他の先生との情報共有する大事な書類ですから、保護者とのやりとりや気になる子どもの様子などをしっかり記入しましょう。
担任以外の保育士も子どもと関わる機会は必ずありますから、保護者の信頼を欠かさないよう保護者からの大切な連絡は忘れずに記入しましょうね。
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