壁面は『手作り』というイメージが強く、保育士は毎月季節や行事に合わせた物を一生懸命考えて制作しています。
保育の実習生も、壁面を任されて作る事もある程、壁面=手作りのイメージが強いですが、今は買うのもオーソドックスになっています。
今回は壁面飾りを買う事に関してのメリットについて紹介していきます。
仕事が軽減される
保育士は毎月月案や週案、保育室の配置や絵本選びなどやる事が沢山あります。
玩具の月齢に合わせた選別、合う物がなければ自分で月齢に合った玩具を作る必要もあります。
そんな中で、壁面を買う事で保育士の仕事の負担が減ります。家に帰ってまで仕事をしなければいけなかったのが解消され、自分の時間を作れるのが嬉しいですね。
壁面以外の製作に時間を割ける
壁面は子ども達に季節感を感じさせる為の大切な存在です。
壁面を買う事で、その壁面にかかっていた時間を他の仕事にかける事が出来ます。
例えば、実際に子ども達の手に渡るアルバム制作に時間をかけたり、設定保育を手の込んだ物にしたりと、子ども達へ還元する事も可能です。
販売されている物を見て、イメージが広がる
壁面を買う事で、『今はこんな色合いや組み合わせがあるんだ』『こんなアイディアがあるんだ』と、自分の見聞を広げる事に使えます。
そのイメージやアイディアを、行事の看板や装飾、アルバム作りなど他の事に活かす事も出来ます。
どうしても自分一人で製作すると、アイディアが偏ってしまうので是非とも挑戦して欲しいと思います。
手を加えれば手の込んだ製作を子ども達に見せる事が出来る
販売されている製作に更に自分が手を加えると、子ども達は更に手の込んだ製作を手にする事が出来て、子ども達の創造性を刺激する事にも繋がります。
保育士自身も、普段の半分の時間で更に手の込んだ製作を提供できるので、そこは大きなメリットとなります。
また、保護者も手の込んだ製作を見ると、『ここまで徹底して保育を頑張っているんだ』と保護者も判断してくれるので、販売されている壁面を買う事はメリットだらけと言えます。
壁面を買うのは悪い事じゃない!
温かさや手作りの良さも勿論大切ですし、そういった雰囲気に拘る園も中にはあります。
しかし、保育士の負担を減らして別の事で子ども達へ還元する事が出来るというメリットもあります。
保育士が楽をするのではなく、その空いた時間で子ども達に何をしてあげられるかもセットで考えましょう。
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