子どもと毎日保育を通じてたくさんの時間を過ごす保育士。子どもはもちろん、保育士は保護者とも日々コミュニケーションを取るのも大切な仕事のひとつです。
保育施設に我が子を預けるというのは、想像以上に不安でいっぱいです。そんな保護者に簡潔に園での様子を伝えるのは保育士の腕の見せ所でもあります。
保護者とうまく関わることが出来ない、うまく伝えられない、苦手な保護者がいる、というのはきっと保育士なら誰もが通る道でしょう。
少しでもスムーズに付き合えるよう、いくつかポイントを紹介します!
連絡帳は慎重に心をこめて書く
保護者とのコミュニケーションは、おそらく連絡帳で取ることが多いのではないでしょうか。登園・降園時はなにかとバタバタしていることも多く、特に兄弟で通っているところは保育士とゆっくり話す時間が持てないことがあります。
未満児だと連絡帳は毎日家と保育士でやりとりがあるところが多いでしょう。連絡帳は、子どもの様子を知る保護者にとって大切な手段であり、手元に残ることからその子の財産にもなります。
毎日記入があるので大変ではありますが、できるだけ丁寧に心をこめて書きましょう。保護者にもその気持ちは必ず届きます。
時には電話を使う
園で発熱しお迎えを頼んだ時などは、夕方にその後様子はどうか電話で聞いてみると良いでしょう。
保護者にとっても、そういった気にかけてくれているとわかる電話はとても嬉しいものです。少しの気遣いが、大きな信頼関係に繋がっていくので、こういった配慮はとても大切になってきます。
ただし、必ず個人の電話ではなく、園からの電話を使用し、電話することは上司に報告してからにしましょう。
肯定的な言葉を選ぶ
保護者に対して声をかける時は、必ず笑顔ではっきりと話しましょう。
挨拶は必ずすることで、保護者も保育士に信頼を寄せてくれます。また、子どもの様子を伝えるときは、肯定的な言葉を選びます。
例えば「うるさい子」ではなく「明るくて元気な子」など、良い所をたくさん伝えるようにしましょう。
たくさん我が子の良い所を見つけてくれる先生は、保護者も嬉しくなり安心して預けられるようになります。
まとめ
保護者との関わりが苦手な保育士は多いでしょう。悩んだことが無い人はごくわずかではないでしょうか。
保護者は我が子を預けるのに大きな不安を抱えます。少しずつ信頼関係を築いていくために、連絡帳や電話、送迎時など丁寧に対応しましょう。
また、必ず子どもの良い所をたくさん伝えてあげることで、信頼関係も出来ていきます。中には難しい保護者もいるでしょうから、そういったときは上司に対応法を聞いてみるのもいいかもしれませんね!
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