秋は木の実や木の葉が色づき、季節的にも出歩きやすくなるので園外保育を行う保育所も増えてくるのではないでしょうか。
子ども達が部屋の中でも秋という季節を感じられる様に、今回は秋の壁面づくりに役立つ3つのアイディアを紹介していきます。
園外保育で手に入れた物を利用しよう
秋には様々な植物や木の実、葉っぱが落ちています。
そういった外から拾った物で壁面を作る事で、子ども達は製作する際に拾った物でも使えるのだと知識を蓄えていきます。
また、自分達が拾った物を使う事で、更に壁面を身近に感じる事が出来ます。
なるべく園外保育で手に入れた物を利用して、壁面を作っていきましょう。
オーソドックスなどんぐりから、イチョウの葉っぱなども良いでしょう。
その季節にしかいない昆虫を織り交ぜる
壁面は人間を中心に作っている人もいますが、現在深刻となっているのが子ども達の虫歯慣れです。
幼い頃から触れておかない事で、大人になっても虫に触れる事が出来ないのです。
特に秋は季節的にもとんぼや鈴虫などのその季節にしかいない昆虫、冬眠を控えて食べ物を求める昆虫など様々出てきます。
実際に園庭で見た時に子ども達が恐怖を感じず、触れ合う事が出来る様に、壁面で昆虫を織り交ぜるのも大切です。
その際に、鈴虫の羽根をクッキングシートなどの透明な紙で作る事で、子ども達もより鈴虫の生態をリアルに感じる事が出来るでしょう。
芋掘りは定番!
秋には芋掘り遠足に行ったり、園庭に植えたサツマイモの収穫がある園も多いでしょう。
そうした『この季節はこの食べ物が美味しい時だ』と、旬のものを少しずつ教えていくのも大切な保育士の役割です。
そこで、秋の定番でもあるお芋掘りから、栗や柿などの絵本にも良く出てくる秋の食べ物を壁面で表現すると子ども達も喜びますし、旬の食べ物を意識する様になっていきます。
壁面は保育室を華やかにする事、子ども達に季節を感じて貰う事も大切ですが、各季節でどんな生物が出てきて、どんな食べ物が美味しいのか、その後の人生でも役に立つ情報を織り交ぜて伝えるのも大切です。
秋はネタの宝庫!
葉っぱなどは色紙を重ねて切り、マジックで枝分かれを表現したら壁一面に貼って隙間埋めになります。
上記で紹介した様に、実際に拾ってきた物も壁に貼り付けて使えるので、作るのが簡単であり、アイディアに溢れている月だと言えます。
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