まだ小さい子どものうちは、一日2時間ほどの午睡が心身ともに成長を促すといわれています。
保育施設でも、午睡の時間を取るところは多いでしょう。保育士の数ある仕事の中には、寝かしつけがあります。普段経験のない独身、特に新人保育士は寝かしつけに苦労することもあるでしょう。
今回は、寝かしつけに悩んだことがある保育士必見!スムーズにお昼寝させるためのポイントをご紹介します。
気持ちを落ち着かせる
大人もそうですが、子どもも気持ちが高揚しているときはなかなか眠りにつけません。
楽しいと思ってもらえるのはいいですが、お昼寝の前は落ち着いて過ごせる時間作りをしてみましょう。みんなで布団に入る前に、絵本や紙芝居を読むのもいいと思います。
ただ、この時に怖い話や楽しくなってしまう話よりも、保育士もやさしい声のトーンで読めて、気持ちが落ち着く話を選んであげるといいですね。
体と心を休めることを子ども達にも話す
年齢が大きくなるにつれて、なかなか寝付けない子も多くなってきます。
まずは午前中にたくさん体を動かしたり、頭を使う遊びを多く取り入れてあげることで疲れが出て寝付きやすくなります。
そういった工夫でもなかなか眠れない時は、優しく寄り添い体を休める大切さや、お昼寝後に楽しみを持たせて優しく話しかけ、安心させることで眠れることもあります。
どうしてもなにか気になることがあったり、不安などがあると子どもも眠れませんから、心身ともにリラックスできるよう関わってあげるといいですね。
もちろん保育士もお昼寝中の仕事などが頭をよぎると思いますが、まずは自分もリラックスして関わってみてください。
子どもには大人の焦りなども伝わりますからね。
子どもによって入眠方法を見極める
ベテランの先生なんかはよく様々な寝かしつけをするのを見たことはありませんか?
とんとんする、頭をなでる、胸や背中をさするなど、たくさんの方法があります。どの子にも必ず効果があるというのは残念ながらこれといってありませんが、子どもによってヒットする方法はあるはずです。
他の先生とも情報交換をして、子どもによって寝付きやすい方法を探りましょう。意外と多いのは眉間を鼻の方向になでると眠りやすい子です。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
お昼寝でなかなか寝てくれない、と悩んだことがある保育士はとても多いでしょう。
特に新人は苦戦することが多いのではないでしょうか。まずは、寝る前に気持ちを落ち着かせる関わりをしましょう。
保育士自身もリラックスし、子ども達をリラックスさせてあげてください。優しく声をかけて安心させたり、とんとんしたりと触れ合うことでも寝入りやすくなります。
また、子どもそれぞれ寝付きやすい方法があるでしょうから、見極めてあげるのもポイントです。
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