壁面は子ども達が部屋にいながらも季節を意識出来る様にと配置されているもので、ただ単に部屋を明るく装飾する為などではありません。
その為に手を抜く事は出来ませんが、保育士は激務で他の仕事と並行しなければいけないので大変ですよね。
今回は壁面飾りを綺麗に早く作る為に使えるポイントを4つ紹介していきます。
必ず台紙を作っておく
顔、髪型など、必ず毎月使う事になる壁面の部品は、必ず画用紙などの堅い厚紙で型を取っておきましょう。
そうする事で、次の月もその台紙に沿って切れば良いので、かなり手早く作る事が出来ます。
裏表の色紙を使って一気に何枚も作成!
百均にある色画用紙は、多くが表裏同じ色をしています。
この色画用紙を利用すれば、手早く沢山の部品を作る事が出来ます。
やり方も簡単で、①で紹介した様な型に沿って部品を切り分けるだけです。
何枚か重ねておくと一気に何枚も切れるので、必ず切る際には3枚~4枚重ねておきましょう。
こうやって切れば、表裏気にせずに使う事が出来て、同じ型紙から切った紙でも様々な見せ方が出来ます。
既製品も上手に利用して
既製品も取り入れて行けば、ワンランク上の壁面を作る事が出来ます。
既製品の植物は何度も繰り返し使えますし、華やかなのでお勧めです。
他にも、七夕の時期には七夕飾りが販売されているので、それを買い求めて壁面に利用するのも良いでしょう。
他の園で作られた壁面を参考にする
他の園で実際に作られ、飾られた所を写真で撮影しHPに掲示している所があり、それも参考になります。
園によっては、『壁面はオリジナルで』『既製品禁止』『キャラクター物を避ける』と、手作りの温かさにこだわる所もあります。
そこで、雑誌やキャラクターに依存していない、他の園ではどんなアイディアで壁面を制作しているのかを確認するのです。
他の園のアイディアを取り入れる事で、アイディアの幅が広がります。
壁面作りは毎日コツコツと
壁面はまとめて作るよりも、毎日少しずつ作っていく方が負担が少なく、他の仕事とも並行して行えるので、まずは月の始めにどんな物を作るのか完成図を軽くデッサンしてください。
壁面は子ども達の成長に欠かせませんし、雑な物を作ってしまうと子ども達は『製作は雑に作るものだ』と認識し、しっかりとした作品を作る癖がつきません。
常に保育士は子ども達から真似される存在である事を忘れない様にしておきましょう。
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